石井紘人のFootball Referee Journal

GK菅野のウタカへのDOGSOレッドカードを栗原勇蔵氏や佐藤勇人氏は受け入れられる判定、家本政明氏は競技規則上は理解できるも個人的には…【京都サンガ×コンサドーレ札幌:飯田淳平レフェリーチーム】

■飯田淳平レフェリーはアドバンテージをとった訳ではなく「レフェリーにあるシンキングタイム」

SNSで賛否両論が巻き起こっている判定を『Jリーグジャッジリプレイ』(DAZN)が取り上げた。

それはJ1第19節の京都サンガ×コンサドーレ札幌戦で掲出された菅野へのDOGSOでのレッドカードだ。

栗原勇蔵氏は「GKキーパー特有の判定な気がします。DF(岡村大八、高嶺朋樹)は戻っていましたけど、ファウルをしなかったら蹴り込むだけ。あれでお咎めなしだと“やった者勝ち”になるので、DOGSO適用は妥当だと思います。菅野の対応はワンテンポどころかツーテンポ遅い。率直に言うと、菅野の判断ミスでしょう」(『FOOTBALL ZONE』誌より抜粋)とDOGSOを支持。

平畠啓史氏も「厳しいとは思ったが、レッドカードは仕方ない」とし、佐藤勇人氏も同様に受け入れられるとジャッジした。

家本政明氏も「競技規則の文言で切り取っていくと赤は理解できます」と切り出した一方で、

「ただ一連の全体の流れとか、フットボールアンダースタンディングでいうと、レッドカードは妥当なのか?個人的考えからすると、厳しいんじゃないのかなというのが僕の意見です。僕がレフェリーだったらレッドカードにしていない」とも付け加えた。

 

「距離は少し遠い、70%。方向・可能性は高い(90%)。位置はディフェンスが2枚、アタックもできるし、ゴールカバーもできる位置関係にいるので少し下がる。人数も2枚なので少し下がる(80%)。

GKが(ペナルティーエリアより)前に出たことで、その瞬間手を使ってゴールを守れる選手がいないのは1つポイント。いつどういうファウルがあったのか?(ファウルの瞬間は)ディフェス2枚が戻っているとはいえ、シュートコースは開いている。手が使えるGKはゴールにいません。ここだけを切り取ると、主審も良い所で見ている。現場で判断したことは充分に理解出来る」。

 

家本氏は「多くのレフェリーがDOGSOの条件を満たしていると言えるよね」としつつも、「ディフェンスが2枚戻っているし、シュートを打った時に本当に入るのか。確率は少し落ちると思う」「多くの人があきらかにレッドカードとは思わないのでは」ということで、60%レッドカード、「イエローで良いのでは」とジャッジした。

(残り 390文字/全文: 1360文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ