石井紘人のFootball Referee Journal

無料:荒木友輔プロフェッショナルレフェリー「VAR、現場の判定含め、去年よりも良い一年になる。シーズン開幕と同時に昨年以上のJリーグが見られるように」【審判委員会ブリーフィング】

本日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が、2022シーズンの判定基準(スタンダード)説明会をオンラインで行った。

黛俊行JFA審判委員会委員長はJリーグの臨時理事会に出席のため不在。代わりにJFA審判マネジャー全体統括になった扇谷健司JFA審判委員会副委員長が冒頭の挨拶を行い、出席したプロフェッショナルレフェリー(PR:JFAと契約するプロの審判員)にバトンが渡された。一部意訳で紹介したい。

 

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VAR2シーズン目に入りまして、VARの精度も含め、現場(レフェリー+AR4th)の判定も含め、去年よりも良い一年になるのではないかと我々は思っています。(そのような去年よりも)より良いシーズンを迎えられるように我々も準備しておりますし、シーズン開幕と同時により良いJリーグが見られるのではないかと思います。今シーズンも宜しくお願い致します。」

 

PRたちの挨拶後、新たにJリーグ担当統括に就任した東城穣JFA審判マネジャーが2022シーズンの判定基準の説明を行った。昨年同様のタフな基準で試合を進めながらも、「選手生命を脅かすようなプレー」である「脚部へのタックル」、十六問キックのような恰好になる「上半身へのチャレンジ」、飛び蹴りのような恰好になる「頭部へのチャレンジ」を厳しく見極めていく姿勢を示した。また「乱暴な行為」の撲滅やベンチマナーについてもJリーグと共に取り組んでいくとのことで、詳細は後ほどレポートしたい。

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