石井紘人のFootball Referee Journal

2021Jリーグアウォーズ最優秀主審は飯田淳平プロフェッショナルレフェリー、ASSISTANT REFEREE OF THE YEARは西橋勲PR

「常にドキドキしながら試合に入って、何とか無事に試合を終えられるように願いながら90分走り回って、家に帰って試合を振り返ると「ここがうまくいかなかった」「こうすればよかった」という反省の繰り返しで、そういったことを積み重ねて何とか最終節までやり切った一年だったと思います。

(最優秀主審賞は)今でもまだ信じられないし、正直私でいいのかと今でも思っています。こういった賞は狙って取れるものでもないし、私たちの仕事はこういう賞を狙った時点で巧く成立しなくなるので、1試合1試合努力してベストをつくして結果的にこういった賞をいただけたこと、色々と関わってくれた皆さんに感謝したいと思っています」

と飯田主審は受賞後にコメントしたが、ふさわしいパフォーマンスだったと思う。『週刊審判批評』でも一試合のレフェリングを疑問視されることはなく、かつ国際審判員としての活動も行っていた。

それは西橋副審も同様である。

「昨年に引き続きコロナとともに進んだシーズンで、私たちもそうですが、チーム選手関係者の皆さんも大変ご苦労されたと思います。選手の皆さんとサッカーを楽しむことができたシーズンだったと思います。(受賞は)飯田さんと同じく僕もまだ信じられない気持ちで、少しこの会場に来させていただいて実感が湧いたのが正直なところです。幼い頃、Jリーグを見て憧れて、このアウォーズもテレビで見ていたし、その舞台に自分が出させて頂いていることをありがたく思っております」。

 

飯田主審、西橋副審、栄えある受賞を、心からお祝い申しあげます。

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