石井紘人のFootball Referee Journal

柴崎の著しく不正なプレーは「接触の強さ(過剰さ、スピード、距離)」「どの部位でのチャレンジか(足裏?)」「どの部位に接触したか」【湘南ベルマーレ×サンフレッチェ広島:高山啓義審判団批評】

・接触の強さ(過剰さ、スピード、距離)

・どの部位でのチャレンジか(足裏?)

・どの部位に接触したか(足首、すね、膝、アキレス腱)

・そもそもチャレンジに悪意があるか

・自分の体をコントロールできる状態かどうか

・足が伸び切ったチャレンジか(脚を畳んでいるか)

競技規則には記されていないが、上記は「著しく不正なプレー」を判断する基準とされている。DOGSOのように、全てが当てはまって「著しく不正なプレー」となるのではなく、上記の基準を整理して、ジャッジしていく。

たとえば、足裏はみせていなく、接触部分の程度は弱くても、4mくらいを飛ぶようなタックルをしてくればレッドになるだろう。

柴崎へのレッドカードは、サンフレッチェ選手からすると納得いかない色だったと思うが、高山主審もレッドカードを出したかった訳ではない。

浦和レッズ×名古屋グランパスの吉田とマルティノスの接触は荒木友輔主審の受け入れられる「今シーズンの基準を貫徹」鹿島アントラーズ×川崎フロンターレ戦のアドバンテージ適用なしも佐藤隆治主審のナイスジャッジ

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