石井紘人のFootball Referee Journal

無料:日本×カタール決勝戦優勝は?の前に読者コメント「カードが出て荒れるかと思いきや好ゲームに」【ラフシャン・イルマトフ審判団批評ではなくモハメド主審】 #daihyo #アジアカップ

ドキュメントDVD【審判 ~もう一つのJリーグチーム】

*2019年3月中に発売予定

 

CHAPTER.1 Jリーグ担当審判員フィジカルテスト

 

CHAPTER.2 FUJI XEROX SUPER CUP 2018 審判団の舞台裏

 

CHAPTER.3 Jリーグ担当主審研修会

 

CHAPTER.4 J1リーグ戦 審判団のコミュニケーションシステム

 

CHAPTER.5 J1リーグ戦 VAR導入の舞台裏

 

CHAPTER.6 J1リーグ戦 審判団のコミュニケーションシステム

 

CHAPTER.7 国際審判員フィジカルテスト

 

CHAPTER.8 J1リーグ戦 審判団のコミュニケーションシステム

 

CHAPTER.9 ルヴァン杯決勝横浜Fマリノス×湘南ベルマーレ戦 審判団の舞台裏

 

<発売販売>

株式会社ダブルインフィニティ(w8sports

データスタジアム株式会社

<協力>

公益財団法人日本サッカー協会 審判委員会

公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)

<制作協力>

株式会社Jリーグメディアプロモーション

FBRJサイトでも20192月下旬以降に受付予定となります。上記は仮の内容となります。

AFCアジアカップUAE2019決勝カタール×日本戦の審判批評の前に、読者の方からコメントのあった

「アジアカップ、昨日のタイ中国戦を見てたのですが、カードがたくさん出て荒れるかと思いきや、退場者も出ず、好ゲームという感じで終わりました。

前半最初の方のタイGKがほぼ確保しているボールへのチャージにカードが出なかったことはちょっと意外でしたが。」

をレポートしたい。

 

8分、アフターでスライディングしたティティハンに迷わず警告を掲出する。ラフなプレーに対する強い姿勢を示す。カードにて分かり易く基準を示した。

9分のGKシワラクへのチャレンジは、ボールへの意図を見て懲戒罰はなし。

決して神経質な笛ではなく、ボールにプレーできないものはしっかりとる。21分が最たる例だ。

19分にはプレーできる範囲外から競りに行った中国選手に注意を与える。21分の副審がとった中国選手のファウルは分かり辛かったが、リプレイではシャツを引っ張っているのが映っていた。良いサポートだった。

34分にはカニバサミのようなスライディングをした張に警告。35分にも足にチャレンジした呉と立ち上がりの基準を貫徹し、カードでコントロールする。

43分のタナブーンへの警告は、足を踏むようなチャレンジしたということだろう。45分にもプレーとは関係ない所で程度は軽いが相手を蹴っていたスパチャイに警告。

フットボールコンタクトと無関係なラフプレーが続くが、しっかりと見極めることで落ち着かせていく。61分、相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害しようとした石にアドバンテージ後に警告。65分のチャナティップのファウルも足に影響してからボールにいったのをしっかりと見極めた。

69分には、武がポストプレーで巧くペナルティーエリアに落としたボールにコウリンが反応。モハメド主審も良いポジションにいた。そして、なんとか止めようとチャンポンがスライディングに行くが、ボールにプレーできずに引っかけてしまう。迷うことなく笛を吹き、PKとする。大きな判定をしっかりと見極めた。

 

終盤タフな攻防が続く中で、88分に挑発行為をした金にしっかりと警告を与えるなど、カードでコントロールした。トリオでのマンマネジメントできずに、笛が鳴りすぎていた部分もあったが、深いタックルの多い両国をタフながらも結末はラフにしなかったのは評価できるのではないか。

 

~採点基準~

4:普通に試合を終わらせた

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