石井紘人のFootball Referee Journal

愛媛FC×大宮アルディージャ、セレッソ大阪×清水エスパルス、サガン鳥栖×浦和レッズ戦のGKへのファウル、ワールドカップの判定【審判委員会レフェリーブリーフィング前編②】

J119節の浦和レッズ×川崎フロンターレ戦の902分(参照リンク

「このシーンだと接触したのは、どのタイミングかがポイントになります。

タックルはペナルティーエリア(PA)の外からスタートしていますが、接触はPA内です。

このシーンを見て頂きたいのが、レフェリーのポジションです。アドバンテージを与えてから、スピードを上げて、最後に左側から回り込むように見ている。902分という時間で、ストレートの走りから、回り込んでいる。素晴らしいスプリントです。これが20m以上後ろから争点を見ていたら、ボールに触れているかどうか分からないと思います。

ただ、警告を出すべきでした。プレーの方向が外に見えたということで、カードは出しませんでした。充分に理解は出来ますし、PKを与えるというのが一番大切ではあります。」

 

J219節の松本山雅FC×大分トリニータ戦の22分(参考記事:トラップしたように見えたが、倒れた時のボールのバウンドを見るとコントロールできなかったようにも

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