石井紘人のFootball Referee Journal

無料:エドゥアルドネット川崎フロンターレが浦和レッズのCKをブロックしたシーンはボールが手にあたっていればハンドリングを適用すべき?【松尾一審判団批評】

J133節、優勝争いをする川崎フロンターレの試合で議論できる判定があった。

川崎が1-0でリードして迎えた終了間際、浦和レッズがコーナーキックをファーサイドに送り、マウリシオがヘディングする前にエドゥアルド・ネットがクリア。

ハンドリングの適用はされなかったが、如何だろうか?手にボールが当たればハンドリングという訳ではなく、下記のことが考慮されるとはいえ…。

ボールを手または腕で扱う

競技者が手または腕を用いて意図的にボールに触れる行為はボールを手で扱う反則である。

次のことを考慮しなければならない

・ボールの方向への手や腕の動き(ボールが手や腕の方向に動いているのではなく)

・相手競技者とボールの距離(予期していないボール)

・手や腕の位置だけで、反則とはみなさない。

・手に持ったもの(衣服、すね当てなど)でボールに触れることは、反則とみなされる。

・もの(靴、すね当てなど)を投げてボールにぶつけることは、反則とみなされる。

 ■FIFAはバッジオが手に当てて獲得したPKは誤審としている」(参考記事:レフェリーブリーフィング

 

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