石井紘人のFootball Referee Journal

89分のレオシルバのFKはクリスティアーノのハンドリングを適用すべき?誤審なのか?【鹿島アントラーズ×柏レイソル審判団批評】

ハンドリングの適用はされなかったが、如何だろうか?

ボールを手または腕で扱う

競技者が手または腕を用いて意図的にボールに触れる行為はボールを手で扱う反則である。

次のことを考慮しなければならない

・ボールの方向への手や腕の動き(ボールが手や腕の方向に動いているのではなく)

・相手競技者とボールの距離(予期していないボール)

・手や腕の位置だけで、反則とはみなさない。

・手に持ったもの(衣服、すね当てなど)でボールに触れることは、反則とみなされる。

・もの(靴、すね当てなど)を投げてボールにぶつけることは、反則とみなされる。

 

審判委員会「我々はレフェリーに「ハッキリとハンドだと確信が持てなければ、吹かないように」と通達しています(参考記事:2016ゼロックスのハンドリングの誤審について)。

これは逃げろという意味ではありません。ハンドをとるならば、当たった所が見えていなければいけない。ファウルであれば、チャレンジというのもありますが、ハンドリングは当たったか当たっていないかが大きなポイントです。(PA内のハンドリングは)大きな判定だからです。大きな判定には確信と自信が必要になります。」(参考記事:なぜジュビロ磐田×ヴィッセル神戸戦の渡部のハンドリングを見極められなかったか

東城穣審判団のジャッジを議論したい(FBRJはライターと読者が議論できる雑誌です)。

 

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<毎月第一月曜と第三月曜日>

レフェリーブリーフィング全文掲載や独自取材によるコラムやレポート、Jリーグ担当審判員取材記を更新

1位:浦和レッズ×鹿島アントラーズ20周年試合、どこも報じなかった審判団の真実

2位:2016ゼロックススーパー杯ガンバ大阪×サンフレッチェ広島戦の裏側

3位:家本政明ノンフィクション、何が変わったのか?

4位:レフェリーブリーフィング後、読者の疑問を審判側に直接取材

5位:日刊スポーツ「これでいいのか?鹿島西の問いかけに審判側対応なし」という報道の裏側

<火曜日から金曜日>

読者からコメントのあった試合や判定のテレビチェック、タイムリーなコンテンツを更新

<土曜日から日曜日>

Jリーグの現地取材レポート

1位:【無料Jリーグ紀行第7回】浦和レッズ×鹿島アントラーズ両監督は西村雄一審判団をどう評価したか?

2位:【Jリーグ紀行第6回】試合中、レフェリーとコミュニケーションをとっていたノヴァコヴィッチに審判批評をしてもらった

3位:【Jリーグ紀行第1回】正しい判定をした審判員、記者会見場でメディアや監督はどのような話をしているか?

<その他不定期企画>

ドラゴン久保竜彦90分間独占インタビュー

読者の声を訊く「最優秀レフェリー投票」

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