石井紘人のFootball Referee Journal

【無料】審判がよりオープンに。シーズン中のプロフェッショナルレフェリーキャンプが公開される

毎月、J-STEP(清水ナショナルトレーニングセンター)で行われているプロフェッショナルレフェリーキャンプ。その一部である本日の午前中のセッションがメディアに公開された。

まず9時からプレミアリーグやフットボールリーグなどの審判に関する独立組織「Professional Game Match Officials Limited (PGMOL)」に所属しているRay Oliver氏による講義が行われ、今季のプレミアリーグの取り組みである「ゲーム関係者の行動」、つまりレフェリーへの異議などに対するプレミアリーグの強い姿勢が一つの事例として説明された。プレミアリーグでは、審判員へのリアクションに対する罰則が今季から厳格になっており、カードも4倍に増加したという。

その後、10時過ぎからレフェリーたちは元FC東京のフィジカルトレーナーで、現在は日本サッカー協会(JFA)トップレフェリーフィジカルトレーナーを務める山岸貴司氏(参考記事:【無料】プロフェッショナルレフェリーのトレーニングとは?)の元、チャンピオンシップやプレーオフに向けたJリーガーと同じコンディション調整を行い、その途中から我々メディアには上川徹JFA審判委員会副委員長による今回の取り組みについての説明が行われた。

今回の取材に集まったメディアは三名のみだったが、プロフェッショナルレフェリーと昼食をとりながら質疑応答できる席も設けられ、昨季以上にオープンとなった姿勢が垣間見えた。詳細は後ほどレポートしたい。

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