石井紘人のFootball Referee Journal

【山本雄大審判批評】アビスパ福岡×サガン鳥栖戦のジャッジは妥当だったか?

2016J1セカンド第5節の九州ダービーはアビスパ福岡 2-3 サガン鳥栖という結果になった。

判定の○×は別として、75分のスライディングタックルがノーファウルとした理由は、試合全体のレフェリングをみれば読み取れる。

3分、邦本へのホールドをロールバック。6分、鎌田の不用意なチャージ。8分の遅れた競り合いもしっかりととる。10分のトリップも妥当だが、サガン鳥栖選手たちが判定への不満をみせるため、スタジアムからはブーイングが起こる。13分の豊田のファウルは、第四審判からのアシストか。こちらも妥当な判定なのは映像を見れば一目瞭然だが、豊田が“ボールにいっている”と判定への不満をみせるため、試合が落ち着かない。それでも山本主審は、しっかりとコミュニケーションをとっていくが、20分には仕方なく【繰り返しの違反】での豊田に警告。カードでのコントロールに切り替えた。

(残り 793文字/全文: 1172文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ