石井紘人のFootball Referee Journal

【無料記事】JFA Media Conference on Refereeing 2016(審判カンファレンス)  

本日、JFAハウスにて『JFA Media Conference on Refereeing 2016』が行われた。JFA Media Conference on Refereeingは、毎年開幕前にJFA審判部が、メディア向けに行う“ルール講習会”。今年も例年通り、上川徹審判委員長が判定基準の説明を行いつつ、メディアにも、選手向けに行っているルールテストを実施した。

このルールテストは、実際のJリーグの試合の判定を元に、ファウルかノーファウルか。さらに警告か退場か。備考欄に、「PK」などと記載する15問の問題。選手のなかには、15問の正解者もいたらしいが、大半は10問に届かないという。それはメディアも同じで、13問が最高得点だった。

この判定の○×、そしてプロセスを、昨年から行われている試みで、プロフェッショナルレフェリーの中から、家本政明、扇谷健司、木村博之、西村雄一が説明した。富士ゼロックススーパー杯のミスジャッジとなった“ハンド”だけでなく、ポジショニングやハンドリングという判定について西村や家本が説明を行うなど、凝縮された120分となった。後ほど隔週コラムにて記したい。

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