石井紘人のFootball Referee Journal

2013J1第26節 横浜FM×清水 松尾一審判団評:3

■主審:松尾一

 採点:3

 

松尾主審らしいレフェリングだった。

 

3分のラドンチッチへの中澤の競り合いは、中澤の手をフォーカスしても良いように思えるが、ラドンチッチも中澤に体を預けたため、フィフティということか。簡単にはファウルをとらない基準のようだ。

5分のラドンチッチへのディフェンスも、ラドンチッチが貰いにいったという判断だろう。

一方で7分のチャージは、ボールにプレーできる範囲外からマルキーニョスが押したということでファウルに。

 

そんな中で18分。A1副審がオフサイドの新解釈を適用できなかったのは残念。

 

試合はタフな基準で進み、21分のマルキーニョスへのチャレンジは足に影響しているようにも見えるが、ノーファウルとする。24分、競り合い時、腕を上げたラドンチッチに警告。

 

松尾主審の基準はタフに思えるが、たまに厳しくファウルを見極める。29分の齋藤のチャレンジも、今日の基準なら影響していないと判断しそうだが、ファウルとする。

また、38分に抜かれた所をファウルで止めた齋藤に警告を与えたように、こういったファウルに厳しかったりする。

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