富士ゼロックススーパーカップ2013 広島×柏 東城穣審判団評
■主審:東城穣
採点:3
昨年、ゼロックス杯の割り当てについて、
メディアカンファレンスでゼロックスの主審が西村雄一という発表があった。
妥当な割り当てではあるのだが、少し楽な割り当てのような感もある。もう一世代下の主審でも良かったのではないだろうか?特に、今シーズンは、2009年のホールディング、2010年のフットボールコンタクトなどの代表的なアナウンスはないのだから
と所見を述べたが、今年は西村より一世代下の東城が割り当てられた。上川徹と岡田正義、トップレフェリーだった二人らしい割り当てといえる。
15秒のコンタクトはショルダー同士ということでノーファウル。
4分、レアンドロ・ドミンゲスのドリブルを遅れてチャージする格好になった森崎和に注意を与える。あきらかさがなかったため、懲戒罰まではいかないという判断。
14分の佐藤寿が倒れたシーンも近藤がプレーした所に、佐藤が入っていったということでファウルはなし。後ほど隔週コラムにてまとめるが、こういったプレーが今シーズンのターゲットとなっている。
19分、裏から佐藤にスライディングする格好になった近藤に警告。22分には、クサビを裏からチャージして潰した増嶋に注意を与える。
東城主審は、分かりやすくレフェリングしていく。33分にはファウルスローをとる。48分、ファウルチャージを続けたドミンゲスに注意を与える。57分、バウンドしたボールに遅れてチャレンジした青山に警告。
迎えた64分。
競り合いに苛立ちをおぼえたドミンゲスが、腕を青山に向けて振り、これが青山の顔に入る。当然、懲戒罰だが、東城主審は警告という判断。
(残り 290文字/全文: 975文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ