川本梅花 フットボールタクティクス

【試合分析/前編】吉田達磨監督の「目指すサッカー」は甲府にマッチするのか?【会員限定】明治安田生命J2リーグ 第38節 2022年9月24日 大分トリニータ 2-1 ヴァンフォーレ甲府

はじめに

吉田達磨監督の「目指すサッカー」は甲府にマッチするのか?

ヴァンフォーレ甲府は、大分トリニータと対戦して1-2で敗れた。試合終了間際のアディショナルタイムでの失点。甲府は、この敗戦によって5連敗を喫する。勝てない試合が続く中で、システムを3バックから4バックに変更ししたり、現有戦力を回してスタメンを組んだりして、可能な限りできることはやっているように映る。しかし、J1リーグ昇格の道は遠のいてしまった。

攻めてはいるが得点が奪えない。ボールはある程度回るが決定機が作れない。決定的なゴール場面で力が入ってシュートが外れてしまう。安易なボール扱いからパスミスをしてボールを奪われてピンチになる。こうした光景は、どこかでみたことがある。2017シーズンと2018シーズンにおける第一次吉田達磨監督の甲府の姿である。前回の第一次と今回の第二次では、どんな違いがあるのだろうか、と考慮して見る。もしも変わったところがあるとすれば、監督自身の「サッカースタイル」への揺らぎない思考だろう。「こういうサッカーで試合に勝利する」。「頑固」と言えばそれまでだが、信念にブレはない。問題は、「こういうサッカー」が今の甲府にできるのかどうかにある。

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