【プレビュー】フォーメーションの組み合わせから見えてくるポイントとは？【無料記事】J3第17節 #ヴァンラーレ八戸 対 #テゲバジャーロ宮崎

2021年09月02日 9時00分　
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【プレビュー】フォーメーションの組み合わせから見えてくるポイント

明治安田生命J3リーグ第17節、ヴァンラーレ八戸対テゲバジャーロ宮崎戦が、9月4日19時からプライフーズスタジアムで行われます。前節のいわてグルージャ盛岡戦を2-3で落とした八戸は、6勝5分け4敗で8位に後退しました。一方のテゲバジャーロ宮崎も、AC長野パルセイロに0-2で敗れて7勝3分け5敗の7位になりました。

■フォーメーションの組み合わせから見えるポイント

八戸のフォーメーションは「3-4-2-1」を採用し、宮崎は「4-4-2」で中盤をボックス型にしてくるでしょう。予想されたフォーメーションを組み合わせると以下の図になります。

この組み合わせによって、見えてくるポイントは次のことになります。

1.八戸のセカンドトップ（ST=シャドーストライカー）2人がフリーになる。
→宮崎が対策を採らなければ八戸のSTはフリーでボールを持てます。
2.八戸のセンターフォワード（CF）と宮崎のセンターバック（CB）が1対2の関係になる。
→1対2の数的優位の宮崎ですが、どちらのCBがCFを「見る」のかをはっきりさせないと、CFの後ろにいるSTと協力されてピンチを招く可能性があります。
3.宮崎の両サイドバック（SB）がフリーになる。

フリーでボールを持てる可能性があるポジションの動きとそれへの対処に注目したいです。以上のことを踏まえて、八戸の前澤 甲気のポジショニングが気になります。おそらくSTで試合に出るだろう前澤が、どんな動き出しをするのかを見たいです。さらに、八戸のセットプレーには注目したいです。ゴールから離れていくキックを選択する八戸は、左コーナーならばキッカーが佐藤 和樹で、右ならば新井山 祥智が任されます。八戸の得点源の1つなので、CKの時はじっくり見ておきたい場面です。また、選手交代にも関心が寄せられます。誰をどこで起用するのか。サブメンバーも含めた全員参加のサッカーで勝利を奪いたいです。

川本梅花