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川本梅花 フットボールタクティクス

【試合分析】気持ち伝わるプレーを見せる #小牧成亘 と、それを生かす #中村太一 の正確なパス【無料記事】J3第5節 #ヴァンラーレ八戸(@vanraure)2△2 #ガイナーレ鳥取

小牧成亘と中村太一、右サイドの卓越した連係

2019明治安田生命J3リーグ第5節
ヴァンラーレ八戸 2△2 ガイナーレ鳥取
https://www.jleague.jp/match/j3/2019/040712/live/

4月7日の日曜日、明治安田生命J3リーグ第5節、ヴァンラーレ八戸対ガイナーレ鳥取が、ダイハツスタジアムで行われた。ホームの八戸は、大石篤人新監督を迎えてのダイハツスタジアム開催2試合目となる。ホーム開幕試合は、以下のコラムを書かせてもらった。

【試合分析】ショッキングな失点シーン…分析以前の問題とは【無料記事】J3第3節 #ヴァンラーレ八戸 3●4 Y.S.C.C.横浜 #vanraure #yscc

一方の鳥取は、クラブOBの髙木理己氏を新監督に迎えている。八戸のフォーメーションは「3-4-2-1」の3バック。鳥取は、「3-5-2」の3バックでFWを横並びの2枚にしている。システムを組み合わせた図は、以下の通りとなる。

右サイドで攻撃を構築する小牧成亘と中村太一の連係

試合の終わり方は、次のようになった。

八戸は2-1でリードしたまま、後半アディショナルタイムに突入。しかし、90+2分に鳥取MF可児壮隆の同点弾を浴びる。

八戸の失点に関しては、次のコラムを参照してもらいたい。後半アディショナルタイムの被弾の防御について解説しているからだ。

【試合分析】どうすれば後半アディショナルの失点を防げたのか?【会員限定】J2第8節 #水戸ホーリーホック 1△1 #徳島ヴォルティス #mitohollyhock #vortis

この試合のポイントは先に記す。

試合のポイント

右サイドの卓越した連係。中村太一と小牧成亘による攻撃力。

鳥取戦で注目すべきは、1アシスト1ゴールの活躍をした右ウイングバック(WB)小牧成亘のプレーである。そして、小牧の活躍をもたらしたFW中村太一とのコンビネーションも注目に値する。なぜならば右サイドからの新しい攻撃パターンが生まれたからだ。

2015年に駒沢大学を卒業した小牧は、ロアッソ熊本へ加入する。しかし出場機会に恵まれず、2017シーズンにアスルクラロ沼津へ期限付き移籍。2018シーズンからは、大石氏が指揮をしていた藤枝MYSCと契約する。今季より八戸に加入したのも大石監督との関係性からだろう。小牧は間もなく27歳の誕生日を迎える。年齢的にもここが踏ん張り時だ。そうした気持ちが伝わるようなプレーを、北国の地で見せている。

47分、FW谷尾昂也の同点弾を生み出した小牧のクロスは、中村のパスから始まる。中村がピッチやや中央でFW上形洋介からボールを受ける。右サイドにいた小牧は、中村のパスの出しどころを予測してバイタルエリア横へ走り、ダイレクトで鳥取GK市川暉記と谷尾の間にパスを送る。走り込む谷尾がゴールネットに向かってボールを合わせた。

小牧にとって今季2点目となる56分の得点も、中村のパスから始まる。中村が右サイドにいる小牧にパスを出すと、小牧はペナルティエリア内にカットイン。鳥取DFと1対1の勝負に持ち込み、間合いを計りながら相手の股を抜いてフリーになる。GKの位置を確かめてカーブを掛けながらコンパクトに左足を振り向く。利き足が右の小牧は、左足で外から巻いて決めるインカーブシュートをゴールに叩き込んだのだ。

足を大きく振るシュートは、GKに止められやすい。なぜならば、フォームが大きいので、GKにコースとタイミングを読まれてしまうからだ。GKが反応できる範囲が広がれば、それだけシューターは、コースを限定して強いボールを蹴らないとならない。しかし小牧のように「コンパクト」に足を振り切れる選手は、GKにとって厄介な選手と見られるのである。

小牧の俊敏な動きとシュート力。そして小牧を生かす、中村の正確なパスは、八戸にとって攻撃時の大きな武器になる。

#川本梅花

4月13日(土)FC東京U-23対ヴァンラーレ八戸の取材申請をしました。試合後の監督会見や選手コメント、試合分析を掲載する予定です。

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