【インタビュー】#伊藤涼太郎「空回りしたというか、変に考え過ぎてしまった」【無料記事】J2第40節 #ヴァンフォーレ甲府 戦後のコメント

2018年11月08日 1時00分　
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伊藤涼太郎「空回りしたというか、変に考え過ぎてしまった」

明治安田生命J2リーグ第40節が11月4日に行われ、水戸ホーリーホックはケーズデンキスタジアム水戸でヴァンフォーレ甲府と対戦。13時キックオフの試合は、2-0で水戸の白星となった。水戸の得点源である伊藤涼太郎選手に話を聞いた。

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 ——57分に交代させられたけど、伊藤くん自身のこの試合のデキとしてはどういう風に考えているの？

伊藤　（後半すぐに替えられたけれども）そこまで悪くないと思っています。ただ、ゴールを奪えなかったし、攻撃の起点にもなれませんでした。後半は、絶対にゴールに向かうプレーをしようと考えていました。けれども、やはりミスが多くなっていましたから、替られても当然かなと、今は思います。

——前節のモンテディオ山形戦は、岸本（武流）選手が先発で出場したね。甲府戦は伊藤くんがスタメンで試合に出た。前節は控えだったという悔しさはあったの？

伊藤　まあ、ベンチスタートは悔しさしかありませんよね。岸本が山形戦でゴールを決めて結果を出したので、甲府戦は、意気込んで試合に望んだんです。でも、やっぱりというか、うまくいかなかった。サッカーの難しさを痛感しました。

——甲府戦までのトレーニングでは、自分が試合に出てやろう、という気持ちを持って練習に励んでいたの？

伊藤　毎試合毎試合、自分は危機感を持ってプレーしているんです。練習では本当に必死でやってます。試合に出られるとわかった時には、本当に、なんと言うか、この試合に賭ける想いは強かったんです。

——なぜ、思ったようにこの試合はいかなかったんだろう。

伊藤　空回りしたというか、変に考えすぎた。自然体の時が、自分の一番いいプレーができる時。んーん、シンプルに自分が実力がないだけです。だから、空回りをしてしまったんです。

——空回りとは、守備面でのことを指しているの？。

伊藤　守備面は、ハマっていたと思います。僕を中心に連動してボールを奪える場面もありましたから。空回りは、攻撃面ですね。自分らしさが一つも出せなかった。そこだな、と思います。

——ドリブルで相手に突っかけて、奪われた場面とか？

伊藤　そういう場面もありますし、シュートを打った場面もそうです。自分の横にバイアーノがフリーでいましたから。もっと周りを見てプレーしてもよかったのかな、と思います。でも、自分で得点を取れる、という自信があるので、シュートは狙ってはいきたいです。

川本梅花