【インタビュー】JFL 1st第6節・東京武蔵野シティFC戦 試合後の談話:中村太一【無料記事】

2017年05月06日 11時45分　
カテゴリ： ★無料記事 • インタビュー
タグ : pickup • ラインメール青森FC • 中村太一

JFL 1st第6節・東京武蔵野シティFC戦 試合後の談話:中村太一

第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第6節
東京武蔵野シティFC対ラインメール青森FC
2017年4月29日（土）13:00キックオフ
http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/pdf/2017A001/2017A0010615.pdf

試合後の談話:中村太一

――この試合の攻撃陣の手応えはどうだったの？

中村 前半はチャンスがあって良かったんです。後半は全然ダメになっちゃって。前半に決められた部分がありましたから、あそこで決めていたら、後半の展開が違ったのかなと思います。

――確かに、前半で得点を取っていたら、ゲームを楽に進められたかもね。後半はどうして一方的に劣勢な状態になってしまったのかな。

中村 全くセカンドボールが拾えなくなったんです。ヘディングで競っても、ボールを相手に拾われる。それで、自分たちのペースに持っていくことができなかった。

――後半は、ラインメールにとって、ほとんど攻撃の場面がなくなったよね。攻撃していて、なぜ、手詰まりになったと思う？

中村 相手選手を裏返すというか、相手選手の背後を取ることができなくなってしまった。セカンドボールを拾われる時に、ボールを持った相手選手は前を向いてボールを持てる。相手に前を向いてプレーできる状態を作られてしまった。なんとか改善しなとならないから、後半、流れが悪くなった時に、ゲーム中選手間で「背後を使おう」という話がでたんです。でも、それがうまくできなくて。

――背後を突くというのは、どんなシチュエーションをイメージしているんだろう。

中村 FWがボールを競った後に、そのボールがボランチ（センターハーフ）に渡ります。ボランチからダイレクトに相手DFの裏にボールが出される。味方のFWが裏に走って、相手のディフェンスラインを下げる、ということができなかったんです。

――最終的には、サイド攻撃をうまく使えなかったという感じなのかな？

中村 そうですね、後半は全然ですね。

――ゲーム中に選手間で話し合っても、うまく行かなかったのか。

中村 「相手DFの背後を狙え」という話がでていて、裏に抜けようと狙っていたんですが、いかんせんセカンドボールを拾えないので、裏に抜けるタイミングさえ、つかめなくなっていました。

――改善できないまま、ゲームが終わったという感じだね。

中村 前半は、僕自身も決められるシーンがあった。自分たちでそういう決定的な場面を決めないと、流れが悪くなって、悪い方向にいってしまった試合ですね。僕自身、今日できなかった課題をできるようにトレーニングして、自分たちが思っているサッカーを次の試合（5月3日 第7節・栃木ウーヴァFC戦）で、できるようになればいいと考えます。

――自分たちが思っているサッカーってどんなもの？

中村 相手DFの背後に入っていってサイドから速い攻撃をする、というのが自分たちの思っているサッカーですね。

川本梅花